つい言っちゃってない?新入社員のモチベーションを下げる禁句とは

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ゆとり世代前半組の中には、すでに後輩の面倒を見ている人も多いはず。新人教育を任せられるなんてこともあるでしょう。非ゆとり世代の手厳しい先輩から教育を受けたゆとり世代前半の人は、「自分も新人時代に言われていたから……」と、同じような教育方針をとる人もいるかもしれませんね。

しかし、怒られ慣れずに育ってきたゆとり世代たちにとっては、その方針をとると逆に委縮させてしまうことも。ここでは、先輩になったときのNG対応として「ゆとり世代の後輩に言ってはいけない3つの言葉」を取り上げてみます。

「言われなきゃわからないの?」

新入社員が理不尽に怒られる際の常套句としても知られる言葉。何をすればいいかもわかっていない状態の中で、「言われなくても予測をしなさい、想像力を働かせなさい」ということはなかなか無茶な話です。

仕事を細分化してみると、自分の中で勝手にルーチン作業に分類しているものもあるはず。「言われなきゃわからない」ことは、おそらく先輩であるあなたが「言っていない」場合がほとんど。面倒に感じるかもしれませんが、まずはしつこいほど説明することが何よりの薬です。

「それ前も言ったよね?」

「言われなきゃわからないの?」とは逆パターンのようなこの言葉。同じことを聞かれているようでも、後輩は確認の意味合いで聞いているのかもしれません。ささいな問題と思っても、初めてがたくさんの後輩にとっては大問題です。

そんなときにあなたがこんなセリフを言ってしまったら、後輩は萎縮して一人で勝手な判断を下してしまうかもしれません。新人がミスをしてしまいトラブルが発生すると、その尻拭いをしなければいけないのは先輩であるあなたです。同じことを聞かれてミスを防げるのであれば、それは自分のリスクも回避することにも繋がります。

「それ前にも言ったな……」と感じたら、ピリピリせずに「慎重な後輩だな」と思うようにしてみましょう。

「なんでできないの?」

最後は筆者が会社員時代に言われたもの。質問しては言われ、納期に間に合わないと相談しても言われ、さまざまな場面で言われ続け、今となってはトラウマ的な言葉でもあります。

もちろん後輩も要点をまとめて説明しなくてはなりませんが、先輩は相手の理解度やキャパシティーを見極められるかが試されます。できない理由を分析させることは重要ですが、なんでもかんでもその言葉で対応してしまうと、後輩は徐々に「この人に相談しても責められるだけで時間の無駄だな」と判断するようになってしまいます。

ここで重要なのは、話の状況から何に困っているのかを分析する力と、相手の得意・不得意をしっかりと理解しようとする力です。厳しく接する場合も、後輩の力量をちゃんと見た上でハードルを設定しましょう。

「新人は鍛えて伸ばす」という方針なら、厳しい面を見せることも時には必要なこと。しかし間違った厳しさは、後輩を委縮させるだけでなく、「相手のことを考えていない人」と自分の評価も落としてしまいます。

長く働いている先輩だからこそ、「初心に戻ること」が重要なことなのかもしれませんね。

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