そのダイエット本当に必要なの?若い女性の「痩せすぎ」が深刻化

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春になり、薄着で外出する機会が増えてきました。そんな時、ふと気がつけば、冬の間に溜め込んだ脂肪が洋服に納まりきらず、頭を抱えている女性も多いのでは。

それにしても、最近、学校や会社でモデルのようにスタイルの良い女の子をしょっちゅう見かけます。

母親世代なんかは「今の子は痩せすぎ!」などと言いますが、果たして本当にそうなのでしょうか。今回はゆとり女子の理想の体型について調査してみました。

昔より「痩せ型女子」はやはり増加していた!

まず、各年代の20代女性平均BMI(体格指数のこと。25以上が「肥満」18.5以下は「やせ」とされている)の変遷を見てみると

1947年頃(戦後直後):BMI22前半
1980年代(バブル期):BMI21前半~20後半
2000年代(現在):BMI20半ば~前半

という結果に。

経済的にも食料的にも恵まれていないはずの戦後女性よりもゆとり女子のBMIの数値の方が低いようです。

また、BMI18.5以下の痩せすぎの女性の割合は2012年では21.8%であり、先進国のなかでは異例の高さともいえます。

ご存知の通り日本は戦後に比べて大きな発展を遂げ、世界規模で見てもとても恵まれている国です。それにも関わらずなぜこんなに「痩せ型女子」が増加したのでしょうか。

「痩せ讃美」の刷り込み

ダイエットブームが始まったのは1980年代ごろ。そこから現在までそれが沈静化することはなく、むしろ過熱する一方です。

つまり1980年代後半生まれ~2000年代生まれのゆとり世代は「痩せている方がかっこいい/美しい」という風潮の中で育ってきているのです。幼いころからそう刷り込まれてきた価値観を覆すことなんて容易ではありません。

昨年(2013年)の夏頃、一瞬「ぽっちゃりブーム」が流行りそうな気配を見せましたが、結局いまいち盛り上がらず、すぐに衰退してしまったのはこのことが要因のように思えます。そうは言っても私はやっぱり痩せていたい……のです。

メディアは女性のボディイメージを思いのままに操作していきます。女性ファッション誌で「ダイエット」を特集していない月なんてあるのでしょうか。

どんなに小さくても必ずダイエット関連の記事は掲載されているし、電車内の広告やテレビのCMでもそれに関するものは氾濫しています。

そこまで煽られて反応しない人はなかなかいないでしょう。強い自意識の中にいる若い女性ならば尚更。

じゃあ一体何キロであればいいの?

「今の子は痩せすぎ!ダイエットしなくていいよ!」「少しぽっちゃりしてた方が可愛いって!」なんて言っても上述したようになかなか受け入れられないゆとり女子。

では具体的に何キロくらいからダイエットをしようと思うのでしょうか。

マイナビニュースによると、

第1位 50kg以上 22.0%
第2位 60kg以上 21.5%
第3位 55kg以上 18.1%
第4位 45kg以上 5.3%

と言う結果に。

身長にもよるとは思うが、20~24歳女性の平均身長は約158.5cm。158cm50kgの女性のBMIは19.9と、ちょっと細めの普通体型、というところでしょう。

しかしこれ以上太ると「ダイエットしよう」というのだから、やはりゆとり女子の“OK体型ライン”はなかなか厳しいのが現実。

個人的に「痩せているのが最高!」というような風潮に疲れてしまいました。

やはり自分も痩せなくてはという強迫観念に囚われるからです(……囚われるだけで全然痩せないのですが)。

だから少し前のぽっちゃりブームはありがたく、流行らそうとしてくれたcancamさんを拝みたくなりましたが、前述したようにすぐに廃れてしまいました。

そんなcancamさんの6月号には、「3か月連続企画~4者4様ダイエット 実録★夏までにイイ体になれるかな?」。夏を目前にやはりダイエット旋風が高まっています。

長々と書きましたが、結局なにを言いたいかというと、ゆとり世代なのだからダイエットなんて頑張らないで体型にもゆとりを持っていうこうぜ、ということです。

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