20代の4割以上が「結婚前に同棲」7割が「同棲してよかった」と回答

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かつては「結婚前の同棲」と聞くと、「だらしない」「安易すぎる」という悪いイメージがありました。しかしそんな世の中の意識も変わりつつあるようです。

不動産総合サイト「アットホーム」と、総合情報総合サイト「ぐるなびウェディング」の共同調査によれば、20代男女の43.9%が「結婚前に同棲」を経験しているそうです。さらに同棲経験者の7割以上が「同棲してよかった」と回答しています。

「なぜ一緒に住むの?」20代男女の同棲事情

今や珍しくない結婚前の同棲ですが、カップルたちはどんなきっかけや理由で、一緒に暮らし始めるのでしょうか。筆者の周りの同棲経験者に意見を聞いてみました。

「お互いに1人暮らしをしていたので、行き来をするうちに自然と私が彼の家に入り浸るようになりました。付き合って3ヶ月ほどたった頃、『家賃や光熱費がもったいないよね』ということで、新居を探すことに。お互いに共働きなので、家事は基本的に分担。一緒に住み始めて、彼の優しさや気遣いに触れることが多く、将来は結婚したいと思ってます」(26歳/編集)

「学生時代に社会人の彼氏と付き合っていた頃、3ヶ月ぐらい同棲していました。彼のことが好きすぎて、大学の授業をさぼって、料理や洗濯など彼の身の回りの世話をしていたら、『このままじゃお互いにダメになる』と振られてしまいましたが。『あの頃は子どもだったなぁ』と今では良い思い出です」(24歳/IT)

「今の彼とは同じシェアハウスで出会って付き合い始めたので。2人暮らしではありませんが、お互いの生活が丸見えになるという点では同棲に近いかも。一緒に暮らしているといつでも会えるので、寂しくないのがいいところ。逆に大変なのは、ほかにも生活者がいるので、一緒に暮らしていても、気軽にイチャイチャできないところですかね」(21歳/大学生)

「寂しくないから」「経済的だから」などのメリットに加えて、「良くも悪くも、お互いのことを深く理解できる」というメリットを強調する声が聞かれました。

婚活アプリを運営・開発するマッチアラーム株式会社の調査では、「結婚する前に同棲は必要?」という質問に対して、男性の70.8%、女性の63.8%が「はい」と回答しています。

このデータからも、「相手の欠点も知った上で結婚相手にふさわしいか見極めたい」と結婚に慎重な若者の本音が読み取れます。

結婚につながる同棲のポイントは?

同棲にはメリット・デメリットがあることが分かりましたが、結婚を前提とした「意味のある同棲」をするには、どんなことに気をつければ良いのでしょうか。結婚前の同棲をして、婚約・入籍をしたカップルに話を聞いてみました。

「同棲前に両親に会ってもらいました。親から『中途半端な気持ちではないんですよね』と確認されたことが、彼の背中を押したようで、一緒に住み始めてすぐに結婚の話がでました」(24歳/主婦)

「1年後に入籍すると決め、結婚資金を貯金するために同棲を始めました。共通の目標があったので、同棲して半年後に正式なプロポーズ。約束通り、ちょうど1年で入籍しました」(26歳/事務)

「貯金をする」「いつまでに入籍する」など、明確な目標や2人の将来を話し合った上で始める同棲は、結婚までの有意義な同棲生活を送れる傾向にあるようです。

逆に期間を決めず、あやふやな関係を続けてしまうと、婚期を逃し、破局を迎えるケースも。

一言で同棲といっても、その目的は人によって様々。「ただなんとなく一緒に居たいから」と考える彼と、「互いの将来を真剣に考えているから」と考えるあなたとでは、そのうちすれ違いが生じてしまうこともあるでしょう。

「同棲しなければ良かった」とあとで後悔しないためにも、事前の意思確認はしっかり行った方が良さそうですね。

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