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30歳過ぎても結婚しない「メリット女子・デメリット男子」の言い分

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若い世代を中心にますます増えていく嫌婚派の男女たち。「結婚ができない」といよりも「結婚をしたくない」「結婚をする必要がない」と考える人たちが増えてきています。

彼らが結婚を嫌がるのは、「メリット女子」と「デメリット男子」が増えているから。いったいどういうことなのでしょうか?

30代でも結婚しない人はしないという現実

適齢期だからといって誰もが結婚をする時代ではなくなりました。平成12年、17年、22年の国勢調査の結果によると、結婚については次のことがわかっています。

・30歳の人が5年後に結婚しているのは3人に1人
・30歳の約半分が10年後も未婚
・35歳を境目に5年後の結婚率は約10%まで落ちる
・40歳を過ぎると45歳までに結婚できる人は1%しかいない
・50歳の10人に1人は未婚

「30代にいなったら結婚すればいいや~」なんて考えている人も多いはず。ところが、実際に30歳の人のうちで5年後に結婚しているのは3人に1人しかいません。それ以降はますます未婚率が上昇していきます。「いつか結婚」の「いつか」は、一生こないかもしれないのです。

未婚率や結婚を嫌がる男女が増えたのには「メリット女子」や「デメリット男子」が増えたことが原因かもしれません。

メリット女子の言い分

「メリット女子」とは「メリットがないから結婚したくない」と考える女性たちのこと。かつては「養ってもらえる」という意味から永久就職とまで言われた結婚。安住の地を手に入れたい女性にとって結婚はメリットでした。しかし現在ではそのメリットがなくなっています。

結婚しても働かないといけない

▽「結婚したら仕事を辞めたいけど、稼ぎが少ない人だと実際は辞められない。今の時代の男性の平均年収はだいたい400万円だし、養ってもらえない。それだったら別に結婚にメリットを感じないなって思う」(26歳・事務)

養ってほしいと考える女性にとって、結婚後も今の生活が変わらないとなるとメリットを感じない人が多いそう。また、働きながら子育てするのは心身共に負担が大きいものです。

共働きなのに家事の負担が大きい

▽「結婚して働き続けるのはいいけど、結局女性の家事負担が大きくなると思う。男性と同等の額を稼いでいたら堂々と言えるけど、それも難しいし……」(27歳・保険)

共働きといえ、服をたたむのが雑だったり食器がきちんと洗えていなかったりすると、結局は女性がすべてをやり直すことが多いもの。家事負担が大きくなるのにメリットを感じないようです。

デメリット男子の言い分

「デメリット男子」は、「デメリットだらけだから結婚したくない」と考える男性たちのこと。高度経済成長期であった時代と比べ、収入が激減しこれ以上あがる見込みが薄い男性たちにとって、結婚は財産を奪われるものといった印象が強い様子。

結婚したら妻子を養わないといけない

▽「やっぱり結婚をしたら自分のお金がなくなるっていうイメージ。妻子を養えるほどお金もないし、結婚にデメリットしか感じない」(25歳・広告)

自分の稼ぎに自信がなく、結婚に踏み出す勇気を持てない男性が多いのです。

自分の趣味に費やす時間が少なくなる

▽「結婚ってあれこれ拘束されるイメージ。お金もそうだし時間もしばられそう」(25歳・SE)

また、「お金も時間もすべて自分だけのために使いたい」と考える男性が増えたもの特徴的です。金銭的なデメリットゆえに、結婚したくないと考える男性は多いようです。

結婚のメリットって?

It runs in the family

では、そんなデメリットばかりに聞こえる結婚のメリットとは一体何なのでしょうか。20代のうちに結婚をした、既婚男女に聞いてみました。

▽「やはり、家族ができたということ。大変な面もありますが、それ以上の幸福感を得ることができると思います」(32歳・男性)

▽「家事を分担しているので、一人暮らしだったころに比べると大分負担が少なくなったところ。共働きなのですが、夕ご飯は早く帰ってきた方が作るという約束なので、疲れて帰ってきても夕ご飯があるというのが嬉しいですね」(29歳・女性)

▽「うちは共働きなので、収入面で言えば自分が『損をしている』と感じることもありません。二人とも、独身時代と変わらず趣味にお金を使っています」(30歳・男性)

意外にもメリット女子・デメリット男子が懸念している部分を、メリットと感じている既婚男女が多数。結婚したからと言って、必ずしも「苦労が増える」というわけではなさそうですね。

結婚を敬遠しているメリット女子・デメリット男子は「家事は女性がやらなければいけない」「女性は皆専業主婦を希望している」という固定概念にとらわれているだけなのかもしれません。結婚したいのになかなか彼、彼女が前向きに検討してくれないという人たちは、ぜひ彼らのメリット・デメリットについて考えてみてはいかがでしょうか?

女性なら「私も稼ぐ」、男性なら「俺も家事をする」この一言と行動で、彼らは結婚に対しての考えを改めるかもしれませんよ。

参考:「平成22年国勢調査」(総務省統計局)

ドヴォルザーク麗子

91年生。成り行きで生きています。

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