就職だけが人生じゃない。「夢」を追いかける年齢に限界はある?

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文部科学省によれば、2014年春の大卒者は約56万人。そのうち非正規雇用を含めて「就職した人」は約39万人(69.8%)。つまり、10人中7人しか、新卒で就職をしていないことになります。

このほか、パート・アルバイトなど、「一時的な仕事に就いた人」は、2.6%。「進学も就職もしていない人」は、12.1%。こうした数字から、新卒で就職してその会社に勤め続けるという「普通の働き方」がすでに普通ではなくなりつつあります。

新たなワークスタイルを模索する「ゆるい就職」

これまで当たり前とされてきた週5日フルタイム正社員という働き方。しかし最近は、個人が仕事や人生に求めるものが多様化し、正社員として組織に属することを望まない若者が現れるようになりました。そんな背景のなか、昨年、新たなワークスタイルを模索するプロジェクトとして生まれたのが「ゆるい就職」。

ターゲットは、ボランティアや起業など、正社員以外の選択肢を模索する若者たち。週に3日だけ働いて月収15万円。残りの4日は、「自分がやりたいこと」のために自由に時間を使えるというのが、本来の意義です。

このプロジェクトに対して、ネット上では「結局、派遣と同じ」という否定的な意見も出る一方、今年9月に行われた説明会には、定員の4倍を超える応募があるなど、「新たな働き方」として注目を浴びています。

卒業しても「働かない」若者たち

新卒ニート3万人と言われる時代。大学を卒業しても「働かない」若者が多くいます。筆者の大学時代の友人は、「俳優になる夢をあきらめられない」と大企業の内定を捨てて、フリーターの道を選択しました。

彼は、某有名大学の演劇コースを卒業。当時は、リーマンショックの影響を受けて、超就職氷河期であったにも関わらず、彼が就職活動でエントリーシートを提出したのは、わずか5社。そのうち、大手銀行から内定をもらいます。

しかし、卒業の2ケ月前になり、就職という選択肢を捨て、演劇の道へ。昼間は働きながら、夕方から稽古。この春から「文学座」に通い始め、社会人4年目となった今でも、夢を追いかけ続けています。

いつまで夢を追い続けていていいの?

人生最大の失敗をするなら20代のほうがいいと言われるように、若いうちはいくらでも挽回ができます。もし今、やりたいことがあるのなら、思い切って挑戦してみるのも一つの選択肢かも。

例えば、「1年だけ本気でやってみる」など、期限付きで始めてみてはいかがでしょうか。そこで仮に芽が出なかったとしても、自分が夢だと思っていたものに全力でチャレンジした後であれば、心もスッキリするはず。

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