就活に生きづらさを感じるゆとり世代の希望「ナルシスト採用」って?

出典元:ナルシスト採用2014-2015
出典元:ナルシスト採用2014-2015

国語の授業では金子みすゞの「みんなちがってみんないい」を音読し、学級目標は「十人十色」、全校合唱では「世界に1つだけの花」が歌われるなど、しきりに個性や自分らしさを伸ばせと教わってきたゆとり世代。

ゆとり女子やゆとり男子のなかには「自分らしさ」にこだわりつづけたあまり、就活という大きな壁にぶちあたり苦しんでいる人もいるかもしれません。そして、そろそろ気づき始めたのではないでしょうか?

「あれ?個性って会社では求められてない……?」

そうです。会社では「それは自分らしくないからヤダ」とか「個性のない仕事なんてしたくない」なんて言うわけにいかず、会社の面接では「リーダーシップ経験」やら「協調性」やらが評価されます。個性が強かったところで、それが会社の役に立たなければ意味がないのです。

与えられたことを地道にこなしていく安定志向のゆとり世代がいる一方で、このように個性にこだわり続けたあまり社会に生きづらさを感じているゆとり世代もいるのではないでしょうか?

実は、そんな窮屈な就活をぶちこわそうと昨年から新たな就活の取り組みとして「ナルシスト採用」というサービスが登場しています。そこでここでは、「就活とはアホくさい!」というキワモノのゆとり世代にオススメの「ナルシスト採用」をご紹介します。

ゆとり教育で養った「個性」を武器にできる

就活シーズンに入り周りに流されるようにして就活サイトに登録し、有名な企業をいくつかエントリーして、髪の毛を黒く染め、スーツに身を包み、すばらしいキャンパスライフを詐称して「御社の役に立ちますよ」と張り付いた笑顔でアピールする面接……。

「こんな嘘で固めた就活、やってられねーよ!」

という人は、少々個性が強いのかもしれませんね。「ナルシスト採用」では決まり切ったESやグループ面接は行われません。代わりにお互いの価値観を共有するための「ワークショップ」や、経営者を交えて議論する「セッション」が行われます。嘘くさーい志望動機や自己PRをする必要もありませんし、好きな服装や髪型で参加できるので、「自分らしさ」にこだわるゆとり女子&ゆとり男子にはぴったり!

内定までは2~3ヶ月ほどというスピード感も嬉しいところです。

内定者のなかには「男の娘」も

ちなみに実際に内定者のなかには、「趣味は女性コスプレ」であり長髪スタイルで参加した就活生もいたそう。なんでも「しっかり自己プロデュースをして完成度の高いコスプレをしている」というのが採用の決め手だったようです。内定の決まった彼は

「自分のことを認めてくれるひとがいるなら、そこで働きたいと思うじゃん」

とコメント。たしかに、無理に会社という枠に自分を収めなくとも、そのままの自分を評価してくれる会社では一生懸命働きたいと思えそうですね。

というわけで、がちがちに固められた「就活」にうんざりしてしまったゆとり女子&男子のみなさんは、「ナルシスト採用」に挑戦してみるのもありではないでしょうか?

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