他人事じゃない?!ブラック企業に入社してしまったらどうする?

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ここ最近、何かと話題のブラック企業問題。その被害は正社員だけでなく、アルバイトにも広がっています。

ネットの調査では、大学生の約7割が「ブラックバイトの経験がある」と回答。なかには、長時間労働で勉強がしづらくなり留年をしてしまう学生もいるのだとか。

もし入社した会社がブラック企業だったら、どうすればいいのでしょうか。

ウェブマガジン「瓦版」では、20代をメインとした男女334名を対象に、「ブラック企業」に関するアンケート調査を実施。働く側のリアルな本音を参考に、ブラック企業から自分の身を守る策を考えていきましょう。

働く側が考えるブラック企業の定義

まず、「ブラック企業の定義」について質問したところ、最も多かったのは「長時間労働(44%)」。次いで「パワハラの横行(33%)」、「低賃金(14%)」となりました。

度を越えた長時間労働やノルマが課し、業務とは無関係なパワハラ・セクハラが常態化している職場を「ブラック企業」と考える人が多いようです。トップ2に比べて、「低賃金」と回答した人は、意外にも少数派でした。

「その他」の自由回答では、「サービス残業100時間超」、「人が定着しない」、「利益のみの追求で人を大切にしない」などが挙がりました。また、「業務以外の打ち合わせが多い」という、やや盲点ともいえる回答もありました。

ブラック企業から抜け出すには?

では、ブラック企業に入ってしまった場合、どういう理由で、そこから抜け出すのでしょうか。

最も多かったのは「家庭内の事情」で39%「病気関連」が27%で他を大きく引き離しました。ブラック企業に限らず、退職理由としては定番といえるものが並んだ格好です。

「その他」の自由回答では、「これ以上お役に立てません」、「希望の職種に就けない」、「会社が自分に合わないので」、「海外移住」といった意見が挙がりました。また、「もっといい待遇の会社に決まりました、と笑顔で」というブラックな回答も。

ちなみに筆者の友人は、新卒で入社したブラック企業を辞めるとき、「次に入社する会社が決まったので」と正直に伝えると、上司から会社名を聞かれ、「俺、そこの会社に知り合いたくさんいるから。どうなるかわかってるよね?この業界から君を追い出すなんて簡単なんだよ」などと脅されたそうです。

実際、いやがらせはされなかったそうですが、彼はその出来事で精神的なショックを受け、「しばらく人を信頼できなくなってしまった」と話していました。

自分の身は自分で守ろう

先月18日には、厚生労働省が悪質なブラック企業に対して、是正勧告の段階で社名を公表することを決定。違法な労働を続ける企業を厳しく取り締まり、労働環境の改善を図ると発表しています。

ようやく国もブラック企業の取り締まりに重い腰をあげたとはいえ、その対象となるのは、大企業のみ。“ブラック企業の温床”とも言われる中小企業が除かれる点に、ネット上では「納得がいかない」という声が続出。

ブラック企業に使いつぶされないための最善策は、やはり「自分の身は自分で守る」という意識を持つこと。周りも我慢しているから……ではなく、「おかしい!」と声をあげていくことが大切かもしれませんね。

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