働く女性が考える「ワークライフバランスの理想と現実」とは?

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やりがい、お金、ステータスー。あなたは会社に何を求めていますか。

エン・ジャパン株式会社のアンケート調査によると、「転職活動においてワークライフバランスを考慮する」と回答した20代女性は94%という結果が出ました。

結婚や出産などライフスタイルの変化が多い女性であれば、仕事とプライベートをうまく両立できる環境が欲しいと願うもの。そこで今回は、働く女性が考えるワークライフバランスの理想と現実に迫ってみました。

ワークライフバランスってどうして重要なの?

まずは、アンケートで「ワークライフバランスを考慮する」と回答した女性たちのコメントからみていきましょう。

▽「昔はワークライフバランスが悪い部署であったが、昨年から改善され、私生活が充実するだけでなく仕事の生産性も向上している。ワークライフバランスを考慮できている企業のほうが働きやすい上に質の高い仕事ができると考える」(25歳)

▽「自身の人生を実り豊かなものにする為には、仕事だけでなく、プライベートも充実したものでなければ、私はきっと満足出来ないからです」(28歳)

▽「仕事は毎日、そして一生続けることなのでやりがいが欲しいですが、仕事を頑張るためにはプライベートで好きなことをして息抜きが必要だと思うからです」(29歳)

もともとワークライフバランスとは、私生活の充実により、仕事がうまく進み、仕事がうまくいくことによって、私生活も潤うという考え方。アメリカの勝ち組企業では、社員の福利厚生としてではなく、ビジネス戦略としてワークライフバランスを取り入れているそう。

近年、日本でも働く女性が増え、個人が仕事に求めるものが変化したことで「プライベートも充実していてこそ、仕事を頑張れる」「仕事だけの人生なんて本末転倒」と考える人が増えてきています。

そんななか、かつてのように「私生活を犠牲にしてでも、死に物狂いで働け!」といったところで、黙って賛同する人は少ないのかもしれません。

現状に満足している正社員はわずか47%

一方で、現在の職場でのワークライフバランスに満足している人は、正社員でわずか47%。

日本は労働時間が長いことも問題視されていますが、正社員の平均勤務時間は「9時間以上」が32%。労働基準法で、労働時間は原則8時間までとされていますが、かなり多くの人が日常的に残業をしている結果に。

さらに平均勤務日数を尋ねると、21%が「週6日以上」と回答。この現状に対して、正社員で働く女性の51%が「勤務時間や日数が長い」と答えています。

仕事量が多く、長時間勤務を強いられる環境で働いていると、「定時で帰れる契約社員に切り替えようかな」「フリーランスになりたい」と働くスタイルを変えたくなることもあるはず。

特に女性であれば、結婚や妊娠、育児など、働き方を見直す場面は何度も訪れます。男性の子育て参加も増えているとはいえ、やはり家庭を優先しなければならないのは、圧倒的に女性のほう。

いざ転機が訪れたときに慌てて、悔いの残る選択をしないように、「自分にとってのベストな働き方」を今のうちから慎重に考えていきたいですね。

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