辞める?辞めない?後悔しない転職をするための見極め方

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近年、人材業界では「第二新卒」という言葉がすっかり定着したように、早期退職者を積極的に受け入れようとする動きがみられます。

働くゆとり世代の中にも、入社した会社がブラック企業だったり、仕事内容や業界のイメージにギャップを感じたりして、「転職」の二文字が頭をよぎる人も多いはず。

しかし安易な転職は自分のキャリアに傷をつけることにもなりかねません。後悔しない選択をするには、どのような自己分析をもとに判断すればいいのでしょうか。

ここでは、エン・ジャパン株式会社が転職コンサルタント172名を対象に実施した「転職すべき人、現職にとどまるべき人」のアンケート調査を参考に、“自分の転機の見極め方”を考えていきたいと思います。

転職希望者の42%が「3人に1人は転職すべきではない人」

まず、転職コンサルタントの方に「転職相談をした方の何割が転職せずに今の仕事にとどまるべきだと思いますか?」と聞いたところ、「3割以上」(42%)と回答した方が最多という結果に。

転職を検討している3人に1人は転職せずに現職にとどまるべき、と感じている転職コンサルタントが多いことが明らかになりました。

また多くの転職コンサルタントは「安易な転職はするべきではない」と指摘し、「転職すべき人/現職にとどまるべき人」について、以下のような違いを挙げています。

転職すべき人

・やりたいことや将来の目標が明確なのに行動を起こせずにいる人
・そのまま現職に勤め続けると、市場に求められないキャリアセットとなる人
・年収などの待遇が市場と比べて低い人
・現職に勤め続けると体を壊す可能性がある人
・現在の会社ではどうしても叶えられない事由があり、転職でしか解消できない人
・転職で自分のそれまでのキャリアでの強みを活かそうと考えている人

現職にとどまるべき人

・キャリアアップの努力をせずに、高いブランドや年収等を望んでいる人
・やりたい事が憧れの枠を出ない人
・長期のキャリアプランが皆無の人
・自己理解ができていない人
・自信をもって自分の経験を周囲に語れない人
・人間関係だけで転職を希望する人

一言でいうと、「明確なキャリアプランがあるかどうか」ということですね。特に、学生の頃と違い、転職活動では経験やスキルも問われるもの。

そうした時に、自分のキャリアに自信をもって面接官に話せるかどうかも、転職を決断する前に自問すべきことなのかもしれません。

転職の見極めは「キャリアの棚卸し&キャリアプランの見直し」

さらに、転職すべきか現職にとどまるべきかを見極めるためにやるべきことを伺うと、もっとも多くのコンサルタントがおすすめした方法は、「キャリアの棚卸しを行い、キャリアプランを見直す」(65%)でした。

転職する前にやるべきこととしては「今の職場での課題を解決するために努力をする」「キャリアの棚卸しをする」「転職エージェントに相談する」という3点が挙げられました。

上記の結果を受けて、エン・ジャパン株式会社は、「まずは現在の仕事でもっと努力できなかったかを考えて、自分のキャリアを洗い出した上で転職のプロに相談することが転職成功のカギになる」とアドバイスしています。

どんな仕事でも「つらい」と思う瞬間は必ずあるもの。発作的に「もう辞めたい!」と逃げ出したくなったら、まずは趣味や習い事で気分転換をしましょう。その上で嫌なことから目を背けずに、冷静に自分自身と向き合う時間を作ってみて下さいね。

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