日本では3人に1人が「21時以降も働いている」これってどうなの?

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「プライベートも充実させたい」と考えるゆとり世代にとって、平日の夜遅くまで会社に残って残業するのは、なるべく避けたいところですよね。オンとオフのバランスが取れていてこそ、仕事にも身が入るものです。

しかし現実は、納期の迫った仕事が山積みだったり、先輩や上司が忙しく仕事をしているからなんとなく帰りにくかったり……定時を過ぎてもダラダラと仕事をしている人も多いのでは。

今回は、働き方と天職を考えるウェブマガジン「瓦版」が、20代277名を含む441名の男女を対象に実施したアンケートをもとに、ビジネスマンの残業事情についてまとめてみました。

ビジネスマンの3人に1人「退社時間は21時以降」

まずは、「いつも帰る時間」について聞いたところ、最も多かったのは「19時~20時」で27%。次いで「定時」と「20時~21時」が同率2位で20%。通勤で1時間。就寝時間を1時と想定すると、自宅に到着してからの自由時間は約3~5時間程度。

これぐらい時間的に余裕があれば、適度にリフレッシュもできて、仕事のパフォーマンスも維持できそうです。

一方、今回のアンケートで注目すべき、日常的に長時間労働を強いられているグループの人たち。同調査によれば、「21時以降に帰宅する」と答えた人は、36%。その内訳は、「21時~22時」14%、「22時~23時」12%、「23時以降」7%。なんとビジネスマンの3人に1人以上が、夜遅くまで残業をしている結果に。

さらに「残業代が支払われていない」と回答した人は、45%。プライベートより仕事優先が当たり前の社風で、残業代まで出ないとなれば、「やりがいとかいらないんで……」と言いたくなる気持ちもわかります。

どうして残業をするの?

続いて、「残業をする理由」について聞いたところ、最も多かったのは「作業量が多すぎる」で48%。次いで、「次々と仕事が降りかかるので」18%でした。日本で残業が減らない一番の理由は、一人が抱える仕事量の多さにあるようです。

また「周りが帰らないので」という回答も17%を占めました。やはり周りの目が気になって、なかなか席を立つタイミングがつかめないという人も一定数いるようす。きちんと仕事はこなしているのに、なぜか定時上がりに罪悪感を感じてしまうのは、日本人の気質なのかもしれませんね。

残念ながら、日本では「残業を美徳とする」仕事人間のおじさんもまだまだ健在です。彼らは、「人よりたくさん働けば、給料があがって出世もできる」と信じているから、その価値観を若い世代にも押し付けようとするのです。

しかし終身雇用が破綻している昨今、「上司の言いなりになって働くことが生活の安定につながる」という保証などどこにもありません。

消極的な理由で残業を続け、気が付いたら心身ともに疲弊していた……なんてことにならないうちに、早いうちに割り切って働く姿勢を身につけたほうがよさそうですね。

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