結婚後の理想の働き方は「ゆるキャリ」が57%で最多に!でも現実は…

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働く女性には悩みの種が尽きないもの。なかでも、結婚後、どのように働くかは誰しも共通する悩みなのではないでしょうか。

今回のテーマは、「働く女性の理想と現実」。アンケートの結果からは、「夫よりも収入が多いのはいや」「好きなことを仕事に」など、現代の働き女子の本音が垣間見えました。

結婚後の理想の働き方は?

ジブラルタ生命保険株式会社の調査によれば、20~50代の働く女性2000名に「金銭的な問題を考慮しなくてもいい場合、どんな働き方が理想か」を聞いたところ、20代では「ゆるく働く(そこそこの仕事・責任で、仕事や家庭、趣味、交友のバランスを取る)」が57%で最も多い結果に。次いで、「好きなことを仕事にする(趣味をきわめて収益化する、楽しく働けることを追求する)」が26.1%で続きました。

一方で、「バリバリ働く(仕事での活躍や成功、高年収を目指す)」の回答はわずか7%。また、「仕事は辞め、家庭のことに注力する(専業主婦など)」は7.8%で、いずれも1割に達しませんでした。仕事はほどほどにプライベートとのバランスをとった働き方や、趣味の延長線上で収入を得るような働き方を理想とする女性が多いようです。

既婚女性の4人に1人「私の収入が途絶えたら生活困窮」

しかしその一方で、「もし仕事を辞めるなどして自分自身の収入が途絶えた場合、生活への影響はどの程度か」を聞いたところ、既婚女性の25.6%が「生活に困窮する(どれだけ生活レベルを落としても、すぐに行き詰まる程度)」と回答。

「特に影響はない」という回答は、わずか5.4%で、約7割の家庭では、「食費や教育費、娯楽を切り詰めないと生活できない」と厳しいお財布事情が明らかになりました。

結婚後も働き続けるつもりはあるけれど、旦那に変わって一家の大黒柱になるつもりはない……というのがほとんどの女性の本音。そんな彼女たちにとって、「自分も働かないと家族が生活していけない」という現実は、重いプレッシャーとなってのしかかっているようです。

さらにハードルがいっぱい!

さらに、夫婦共働きが当たり前の時代とはいえ、家事や育児の負担は主に女性側に寄せられることが多いのが現実。アンケートでは、3歳未満の子どもを持つ母親の7割半は「育児・子育ては働き続ける障害になると回答しています。

また、「子どもが小さいときはできることなら家にいてあげたい」という回答は、全世代の平均で86.1%。20代では89.2%となっており、心理的にも「子どもとの時間を犠牲にして、働きに出るのは嫌」と感じる女性は多いようです。

「育児・子育て」については、中学生の子どもを持つ母親でも約6割が「仕事との両立が難しい」と回答しています。子どもが学校へ通うようになっても、塾や習い事の送り迎えや急な病気による早退や欠席の際は、母親が仕事の調整をしなければならないというケースがほとんど。

そのうえ、30歳を過ぎると、体力が衰え、残業などの過重労働も難しくなっています。それに親の介護がのしかかると、どんなにスーパーウーマンでも身動きが取れない……という状況になるのです。

自分のペースで無理なく働き続けたいという女性の本音とは裏腹に、「収入を途絶えさせてならない」という経済的なプレッシャーと、「育児・家事・親の介護」など、母親や妻としてのプレッシャーに答えていかなければならない現実が待っている様子。

すべてを完璧にこなそうとしてもすぐに疲れてしまうので、夫や子ども、両親など、周りに上手く頼りながら、ときには「手を抜く」ことも大切ですね。ハナクロ読者のみなさんも、これを機に結婚後の働き方について考えてみてはいかがでしょうか。

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