「知りたいけど怖い」出生前診断にまつわる女子のホンネとは

出生前診断についてどう考える?

突然ですが、ゆとり女子のみなさんは「出生前診断」を知っていますか?出生前診断とは、妊娠中にお腹の胎児に奇形や病気、染色体異常がないかどうかを調べる検査のことを言います。

だいたい妊娠9~22週ごろにおこなわれ、これによってお腹の赤ちゃんが障害や先天異常をもっているかどうかを事前にすることができるようになったのです。それぞれの家庭の事情や考え方もあり、検査によっては中絶を選ぶ夫婦もいます。

医学の進歩と同時に、生まれてくる前の赤ちゃんに対して「選択」ができるようになっている出生前診断。仕事や家事に忙しいゆとり女子にとっては、金銭的な不安や時間の都合もあり、子育てだけに突っ走ることは難しくなります。

みなさんは妊娠したときに「出生前診断」をしたいと考えますか?

約8割が「出生前診断を受ける予定はない」

最近では歌手のSILVAさん(40歳)も自身のブログで出生前診断を行ったと明かしています。

SILVAさんは40歳。母親の出産年齢が高くなるとともにダウン症などの染色体異常の発症率は増加すると言われています。子育ては体力的にも負担のかかるものなので、事前に検査して異常がみられた場合は「産まない」を選択する夫婦もいるのです。

株式会社プラスアールが2014年3月に1181名の妊娠中の対象者に行った「出生前診断についての調査」によると、出生前診断を受けた人、受ける予定の人は17.0%に留まります。

出生前診断を「受ける予定はない」としている女性が8割以上に及ぶのです。出生前診断そのものを知らないということに加え、費用や倫理的な問題も絡んでいるのでしょう。

出生前診断を受ける年代は20代がもっとも多い

とはいえ、「出生前診断を受けた」「出生前診断を受ける予定」と答えた人の割合を年代別に見てみると、20代の女性が45.8%、30代の女性が42.3%、10代は8.5%、40代は2.5%と20代の女性が出生前診断を受けている割合がもっとも多いこともわかっています。

▽「知りたいけど怖い。母になる自覚が足りないと自暴自棄になる」(20代)

▽「出生前診断は悪いことではないと思う。その子が産まれてからの環境を整えるためにも事前に知っておくことは大事ではないでしょうか。また、そこで別れを告げるママもなかにはいると思いますが、その子を育てる、そして生きて生かせられる環境がなければそうせざるを得ないこともあるのだと思います」(20代)

妊娠や出産に真剣に向き合ったとき、またお腹の子どもの将来について考えたときに、出生前診断を受けておくと考えるゆとり女子が多いようです。

たしかに、行き先不透明な時代のなか、お金のことを考えると不安になることもあるかもしれません。そんなとき、自分に何ができるのかを考える手段のひとつとして「出生前診断を受ける」という選択もあるのです。

出生前診断、あなたはどう考える?

一方で出生前診断について「命の選別をするのはよくない」という声もあります。さまざまな価値観や考え方がありますが、自分がどう向き合うのかによっても変わります。夫婦で話し合い、決断していきたいですね。

参考:出生前診断についての調査2014(株式会社プラスアール)

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