ゆとり世代に「丁寧な暮らし信者」があふれているワケ

ゆとり世代の「丁寧な暮らし信者」

ここのところ、雑誌の特集やテレビ番組などでお金をかけずに手間をかけて生活する「丁寧な暮らし」が流行っています。

一見したところ主婦層に受けているようにもみえますが、実はゆとり世代のなかにも「丁寧な暮らし信者」になっている人が多いのです。丁寧な暮らし信者とは、いったいどのような人のことを言うのでしょうか?

「丁寧な暮らし信者」とは?

「丁寧な暮らし信者」とは、必要以上に丁寧な暮らしを心がけることで現実のなかに幸せを見つけることを生きがいとする人のことを言います。いったいどんな丁寧な暮らしの仕方をするのでしょうか?

自宅で手作りお菓子

「もちろんお弁当も手作りです。砂糖は少なくして甘さは控えめにします。素朴な味なんですけど、市販のものよりもおいしいなって思うようになりました。オーブンで焼いている時間が幸せです」(22歳・学生)

丁寧な暮らしにこだわる人は、基本的に食事は自炊です。外食でもオーガニックでヘルシーなものにこだわりを持ち、ファーストフードはもちろん、ラーメンや焼き肉食べ放題にもあまり参加しません。

「食べることを慈しむ」ことをテーマに、身体にいい食べ物をじっくり噛んだり、味わったりします。

ハーブやプチトマトを栽培

「安心して食べられるものが少ないというのもあるけど、作物を育てていく過程が好き。贅沢ではないけど、心の優雅さを感じられる」(25歳・事務)

また、丁寧な暮らしをする人は自宅で家庭菜園をすることもあります。自分で作る過程を楽しみ、心の優雅さやゆとりを手にするのです。オーガニック化粧品を好む傾向があり、「肌にやさしい」「無添加」といったことに必要以上にこだわることもあります。

度が過ぎると、他人の使っている化粧品の成分にも口を出すようになるようです。

手書きが好き

「年賀状やクリスマスカードなどもすべて手書きです。彼氏に置手紙をするとき用に、可愛いメモ帳を用意しています」(26歳・営業事務)

通信機器が発達している現代で「手書き」であることにこだわるのが丁寧な暮らしをしている人の特徴でもあります。心が豊かになることが好きなので、写経も好みます。とはいえ、メールやLINEもよく使います。

ゆとり世代に「丁寧な暮らし信者」が蔓延しているワケ

手間暇かけて時間や食事を味わうことで、生きていることを実感する「丁寧な暮らし信者」。ゆとり世代に増えているのは、経済成長が停滞し将来が不安ななかで「今ある幸せをみつけよう」とする姿が顕著だからなのかもしれません。

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