フリーランスは本当に自由?経験者が語る「独立で失う3つのこと」

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自分らしさを活かした仕事。しがらみにとらわれない自由な働き方―。

年功序列制度がほぼなくなり、同じ企業にい続けたところで会社がつぶれてしまうかもしれないリスクはなくならない現代。会社で働くのではなく、フリーランスとして自分の好きな仕事をして稼ぎたい、独立したいと憧れるゆとり世代も増えています。たしかに、自分のペースでやりたいことのできる仕事は魅力的でもありますね。

そこで実際にフリーランスとして仕事をしているゆとり女子に、フリーランスになる前に覚えておきたい3つのことを聞いてみました。

1.「ボーナス」経済的に不安

「当たり前だけど、フリーランスはボーナスが出ない。ボーナスが出ない会社も今は沢山あるのかもしれないけど、よっぽど軌道に乗らない限り経済的な不安は常に抱えることになる。それを”面白い”と感じることができる人が向いていると思う」(26歳・デザイナー)

フリーランスをするうえでもっとも大変だといわれるのは、お金です。会社員であればボーナスが出たり年金や保険などの補助もしたりしてくれます。また、有給や産休、育休制度などの仕組みもあるので、風邪を引いたり子どもができたりした場合でもある程度の保証はあるでしょう。

しかしフリーランスは風邪を引けばそのぶん仕事ができなくなります。確定申告も自分で出さなくてはなりません。「自分でやれる」という喜びがある一方で「自分でやらなければならない」という自立心も必要とされます。

2.「同僚」仲間は自然にできない

「会社に勤めていれば自然と人間関係がつながっていくけど、フリーだと自分から人脈をつくりにいかないといけない。自分の好みで選んでいたら仕事がなくなることもある」(27歳・ライター)

毎日出社をしていればある程度つながっていく人間関係も、フリーランスであればなかなかそうはありません。人脈として人の輪が広がる可能性も多いにある一方で「仲間」として支え合える関係性を作りにくいのもひとつの特徴です。「自分の好きな仕事ができるフリーランス」と思われがちですが、「好き」だけで選んでいれば仕事がこなくなってしまうこともあります。

3.「上司のフォロー」全て自分の判断

「会社の上司がいたころは、自分の仕事に関するフィードバックもしてくれた。フリーでは自分の仕事の判断を自分でつけなきゃならないし。自分の仕事を客観的にみて判断できるのが自分しかいないのは、けっこう大変」(27歳・SE)

相談相手となる先輩や、教えてくれる上司がいるのは会社に勤める利点です。フリーランスでは、仕事の評価や振り返りも自分で行います。自分のした仕事に関して「ほめてもらいたい」というスタンスでいる人には向かないでしょう。

また、ある程度自分の残した結果を客観的にみることができる力も必要です。

フリーランスが不安なら……「副業」からスタート

先の見通しが立たないままフリーランスになるのは危険です。また今ある仕事から逃げるために独立しても失敗してしまうでしょう。「自由」や「好きな仕事」には責任やリスクがつきものです。

独立するか迷っているなら、まずは副業から始め、一定の安定した収入を得ることを優先させてみましょう。ある程度実力をつけて自信がついたらフリーランスになるという方法もあります。

一度しかない人生です。失敗はつきものですが、自分の納得できる生き方を探しましょう!

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