経済的な問題だけじゃない?若者の車離れが進んでいる3つの理由

Young men gettin in car

よく若者の〇〇離れのひとつに「車離れ」が挙げられています。そもそも都内住みだと車は駐車場代が高く、買い物時も車を止めるところがないなど、管理が大変なことが多いもの。地方住まいと違って、電車があるため移動時に困ることも少ないですよね。

このような状況も影響しているのか、近年の若者の車関心度は低く、運転免許の保有人口も減少傾向にあるようです。そこで今回は、若者の車離れが進んでいる詳しい理由を車好きの筆者が分析してみました。

車を持つには余分なお金と手間がかかるから

やはり1番に挙げられるのは、経済的な問題です。車を持つからには、自分が運転できる車を買わなければいけませんよね。新車を購入する場合、最低100万円は掛かるもの。中古でもそれなりの機能がついていて、新しい車を買うとなると、諸費用込めて数十万円は見込む必要があるでしょう。

いざ車を購入したとしても、維持費としてガソリン代、車検等の整備代、重量税、車両保険と、年間にかかる費用も(乗り方や車によって異なりますが)同じく数十万に上ります。

こうしたお金の問題をクリアするには、安定した収入と貯金に余裕がなければ、「車欲しいけど、もうちょっと我慢だな……」という状態になってしまうのも仕方なさそうです。

まだ働き出して間もない、ましてや都内暮らしの独り暮らしの若者なら、「生活に困るわけじゃないし」「同じお金を使うなら、好きなことに使いたい」という、結論に至るのも頷ける気がします。

車よりもネットの方が楽しめるから

次に考えられる理由は、ライフスタイルの変化です。ここ数年ですっかりネット、スマホが世の中に普及し、娯楽のほとんどがネットに吸収されつつある時代になりました。自分の欲しい情報をすぐに取り込むことができ、それこそネットサーフィン、youtube等で動画を見ていると、あっという間に数時間が過ぎてしまいますよね。

そのため、「家にいても十分楽しいから」と、外出頻度が減ってしまった人も多いのでは?若者の恋愛離れがよく問題になるのも、恋愛をしてなくても生活が楽しめる世の中の風潮が、大きく関係しているように思います。

なるべく楽をして、面倒なことはしたくない若者たちにとって、車よりもネットの方が体を動かさずとも長時間楽しめますし、コストがかからず魅力的なのかもしれません。

地球環境に無意識的に配慮しているから

最後は、車のあり方が変わったという理由です。ひと昔前までは「軽自動車はお金の持っていない人が乗るもの」といった、見栄やステータスで車を保持していた人が多かったようです。ところが、今や新車購入者の3~4割は軽自動車、また燃費のいい車が売れ筋傾向にあります。

車をブンブンと乗り飛ばす若者は一部の車好きに留まってしまい、車はすっかり移動手段という認識が高くなりました。これも経済的な理由が大きいのですが、環境への考え方が一昔前とは変わってきたからでもあります。

ゆとり世代以降の若者は、地球環境を守ろう!という風潮が、日本でも高まってきた頃に生まれた世代。小さい頃から「地球環境」について深く考えさせられる機会がたくさんあったのです。

そんな若者は、「車より公共機関を使いましょう!」「自動車は燃費の良いものを選びましょう!」と教わってきた世代でもあり、そんな教育が若者の車離れに影響しているのかもしれません。若者だけに限らず、低燃費でそこそこ走れて、居住性が高い車が次々と発売されるのも、それらを求めるユーザーが多い(環境に配慮している人が多い)と考えると納得できるのではないでしょうか。

こうして理由を考えてみると、若者が車に興味がないのは世の中の自然な流れであるように思えます。

とはいえ、視野を広げるためにも車に乗って様々な場所へ出かけ、できるだけいろいろなものに興味を持つようにしたいものですね。普段車に乗らない若者も、ゴールデンウィークはレンタカーを借りて、少し遠出をしてみては?

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