コミュ力や運動神経より重視される要素って?「社会人カースト」の実態

Japanese office workers

社会人になったらスクールカーストからも解放される・・・そう考えていると、思わぬ事態に出会うかもしれません。実際に「社会人カースト」なるものを感じている人は少なくないのだそう。

先日、「スクールカースト」「社会人カースト」の実態調査が行われ、その結果が発表されました。

「スクールカースト」「社会人カースト」の実態

カーストとは、もともとヒンドゥー教における身分制度を示す言葉。それになぞらえ、学校空間において生徒間に発生する人気度合いを示す序列は「スクールカースト」、社会人の間で発生するものは「社会人カースト」と呼ばれています。

調査によると、高校までスクールカーストを感じていたという20代は約6割、30代は約4割。「個性が大事、競争や順位づけはやめましょう!」と育てられたゆとり世代でも、スクールカーストを感じていたというのです。

また、「社会人カースト」を感じたことのある20~30代はなんと8割にも及び、社会人になっても「格差」を実感しているということが分かりました。

ゆとり世代は「スクールカースト」をかわすのが上手い?

スクールカーストで上層とされる人たちの要素は、「コミュニケーション能力」がトップ。以下、「容姿」「運動神経」「学業の成績」「部活動」といったポイントが挙げられています。

ゆとり世代は、このいくつかの要素のうち「自分はこれなら持っている」と思える人が多いようです。勉強が苦手でも、運動なら得意。容姿ではなく、コミュニケーション能力で勝負する・・・など。「個性を大事に」と教わったゆとり世代ですから、スクールカーストに押しつぶされずに自分なりの地位を築くことができた人が多いのではないでしょうか。

そんなゆとり世代が「社会人カースト」に悩む理由

しかし、社会人になると状況が一変。社会人カーストで上層となる要素は「給料」となり、スクールカーストを上手にかわしてきたゆとり世代は、壁にぶち当たります。運動ができても勉強ができてもコミュニケーション能力が高くても、稼げていなければ下層と感じられてしまう社会人カースト。「これなら人に負けない」という道を失ってしまい、悩むゆとり世代が増えているのだとか。

確かにいくら人柄が大事とは言っても、「誠実だけどフリーター」か「ちょっと遊んでいるけど稼ぎ頭」と聞いたら、女性はどちらを選ぶでしょうか?「誠実な人が良いに決まってる!」と即答できる女子は、あまり世に多くないはず。

とはいえ「自分は自分、人は人」という意識が強いのはゆとり世代のいいところ。「給料」という判断基準がある社会人カーストの存在が感じられたとしても、ブレることなく自分の幸せを追求することが重要になりそうです。

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