地元、仲間、EXILEラブ!な「マイルドヤンキー」とは!?

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不思議なリーゼントにダボダボの服をきて、改造した原付バイクで街を疾走する……いわゆる「ヤンキー」と呼ばれるこんな人たち、最近見かけませんよね。

「それはそれで寂しいなあ……」と、思いきや、そんな簡単に消滅するようなヤワな種族ではありませんでした。彼らは「マイルドヤンキー」という姿に進化し、新たな価値観や人生観を貫き、今日も郊外や地方に生息しているのです。

「マイルドヤンキー」の生態

「マイルドヤンキー?まろやかなヤンキーって一体なんやねん!」と、つっこまずにはいられないこの言葉。

2014年に「博報堂ブランドデザイン若者研究所」のリーダーである原田曜平氏が提唱しました。かつての「ヤンキー」から攻撃性などの激しさを除いたような性質が、その由来なのだとか。そんな彼らの生態を詳しくみていきましょう。

1.地元大好き
「マイルドヤンキー」の多くはその一生を、生まれ育った町で過ごします。とにかく地元が大好き、つるむ仲間も中学校のころからずっと同じ。深夜はラウンドワンやボーリング遊び、休日はイオンなどの大型ショッピングモールやファミレス、居酒屋などでダラダラと過ごすのがお決まりです。居心地がいい地元を離れて上京する、なんてことはまず頭にないのでしょう。

2.オラオラなセンス
絆や仲間を歌うEXILEが神的な存在。湘南乃風も大好き。マイルドヤンキーたちはとってもピュアなハートをもっているので、彼らの歌詞に素直に感動します。また、EXILEの放つオラオラなオーラ(だじゃれじゃないよ!)に憧れずにはいられないのです。

3.比較的“普通”な見た目
かつてのヤンキーと言えば、攻撃的な見た目が特徴的という印象を受けます。しかし「マイルドヤンキー」のビジュアルはちょっとオラオラ要素はあるものの、ほぼ一般の人と同じ。また、ヤンキーの派閥同士で争いをするなど、他人に危害を加えるようなこともありません。彼らはただ、気の合う仲間と若者ライフを謳歌しているだけなのです。

「マイルドヤンキー」が日本を救う!?

マイルドヤンキーもゆとり世代に分類されます。しかし、彼らの消費行動は一般的に言われているゆとり世代のそれとは一線を画します。主な3つの例をチェックしていきましょう。

1.車(特にミニバン)大好き
車を所持することは「無駄だ」「勿体ない」という価値観を持っているゆとり世代。マイカー願望が非常に低いとよく言われています。しかしマイルドヤンキーは全くそんなことはありません。

まず、彼らが多く生息する地方や郊外は、交通の便が良くないため、車がないととても不便。そのためマイカーはマストアイテムです。中でも、存在感のあるメッキがあしらわれているヤンチャなビジュアルに、広い室内で仲間たちとのびのび楽しく過ごせる軽自動車の「ミニバン」がマイルドヤンキーの間で大人気らしいです。

2.デキ婚率高め
「若者が恋愛をしなくなっている」「20代男性の童貞率は40%だ」なんて嘆かれていますが、マイルドヤンキーの世界ではそんなことはありません。デキ婚率も高く、20代のうちにマイホームを持つこともザラ。家庭を持てばチャラつくこともなく、仕事と子育てを両立しながら堅実な生活を営むのです。

3.酒もたばこもガンガン行くゼ!
若者の酒、たばこ離れが著しいですが、こちらもマイルドヤンキーは例外。仲間との絆をより深めるためになくてはならないモノなのです。

「地元」「仲間」「家族」、この3つの柱のために彼らはバンバン消費をします。日本人全体の消費行動が衰えているなかで、とても頼もしい存在です。日本経済を救う鍵は、もしかしたらマイルドヤンキーにあるのかもしれません!

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