同棲とどう違う?メリットは?「事実婚」にまつわる疑問の数々

3年一緒に住めば事実婚になるの…?

タレントの藤崎奈々子さん(37歳)が、フジテレビ系番組「ノンストップ!」で、9年前から同い年の一般男性と交際し、事実婚状態であることを明らかにしました。

事実婚の割合は年々増加しているといわれています。形式上にしばられたくないゆとり世代にとっては、事実婚は要注目の事案です。

ここでは、いったい「事実婚」の定義とは何なの?同棲や結婚とはどう違うの?そして、なかなか入籍してくれない彼に、事実婚を迫るにはどうすればいいの?といった、事実婚にまつわる疑問にお答えします。

そもそも……「事実婚」って何?

事実婚は、婚姻届けを出さずに夫婦のような共同生活を送ることをいいます。お互いの合意のもとで生活し、また周囲からも夫婦であると認識されているのが特徴です。

日本では制度化されておらず、言葉だけが一般に浸透しているだけで、その実情はあやふやなところもあります。事実婚には次の2つが大きなポイントとなります。

1.当事者に婚姻の意思が認められること
2.共同生活をしていること

なんとなく同棲を始めるのではなく、お互いに婚姻を意識して同棲をすること。また共同生活をしているかどうかがポイントになります。さらに、次のような場合が当てはまると「事実婚」として認められやすくなります。

・お互いの家族から夫婦として扱われている
・職場などで夫婦として見られている
・認知した子どもがいる
・同棲している
・住民用が同一世帯
・家計が同じ

事実婚にする理由

国勢調査では事実婚は結婚に分類されており、日常生活で法律との違いはほとんどないとされています。スマホの家族割りはもちろん、年金の被扶養者にもなれるのです。しかしながら、税金関係の権利はなく、財産分与には贈与税がかかり、相続税や所得税の控除もありません。

事実上の夫婦であるにも関わらず、正式に結婚しないのはなぜでしょうか?平成17年度の国民生活白書によると、事実婚をする理由は次のように挙げられています。

・夫婦別性を通すため(男性64.0%・女性89.3%)
・戸籍制度に反対(男性70.7%・女性86.8%)
・性関係はプライベートなことなので国に届ける必要を感じない(男性36.7%・女性59.7%)
・夫は仕事、妻は家事という性別役割分担から解放されやすい(男性36.7%・女性62.1%)

ゆとり女子のなかにも、彼がなかなか結婚に踏み切ってくれずにヤキモキしている人もいるでしょう。よく「同棲して3年経てば事実婚状態になる」なんて言われていますが、同棲と事実婚はどう違うのでしょうか?

事実婚と同棲との違い

同棲は一緒に住んでいるだけの状態を言います。事実婚にはともに暮らした期間の長さは関係ありません。

大事なことは「周囲から夫婦であると認知されているか」そして「自分たちは夫婦であるという意識があるかどうか」になります。同棲であれば「浮気」でも、事実婚であれば「不倫」です。

もし、「そのうち結婚しよう」と入籍だけのばされて同棲することになり、同棲ではなく事実婚の形式にしたいのであれば、同棲をはじめる際に「妻(見届)」という続柄にするといいでしょう。

これは、お互いの意思確認だけでなく、事実婚を証明する公正証書になります。住民票は公的な書類なので、事実婚が証明できるのです。

結婚の形は人それぞれ。従来の形式に囚われすぎず、自分たちにあった夫婦のあり方を選択してみてはいかがでしょうか。

※参考:事実婚と同棲の違い(マリッジカウンセリング)

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