結婚相手も親頼み!?「恋愛めんどくさい症候群」が増えているワケ

Family standing with their back against sky

学校や職場、友人の紹介等でこれだ!と思う人に出会い、お付き合いに発展し、そしてゴールイン……。これぞ結婚の王道スタイルですよね。

しかし昨今では、結婚相手を親に選んでもらう若者が急増中なのだとか。恋愛結婚が主流となって久しいですが、なぜそのような現象が起きているのでしょうか。そのワケをご紹介しましょう。

恋愛するのが面倒くさい

「結婚するには恋愛っていうプロセスを経なきゃいけない風潮があるじゃないですか。でもそれって面倒くさい。働いているからただでさえ少ない自分の時間を、彼とのデートに費やすのって私は無駄だと思ってしまう派なんです。だったら、親が紹介してくれた人と、割り切った結婚をするのもアリだと思いますね」(26歳/金融)

度々耳にする「若者の恋愛離れ」。やはりこれが恋愛結婚から若者が遠ざかっている一端を担っているようです。

趣味が多様化し、恋愛よりも楽しいものが増えたからでしょうか。「自分の時間」に執着する若者は男女問わず多いのかも。もはや恋愛自体が趣味の一つで、「やりたい人がやるもの」というような価値観に変容していっている気がします。

「結婚」はいわば社会的な行為。メリットも多いので、したい人は多いかと思います。しかしそれを達成するために「恋愛」という個人的行為を経なければならないのは、それが好きではない人からすれば苦痛なのも頷けますね。

例えるなら、「医者になりたいから医学部に行かなきゃいけないけど、理系科目めちゃくちゃ苦手」=「結婚したいからお付き合いしなきゃいけないけど、恋愛めちゃくちゃ苦手」みたいな感じでしょうか。いや違うか。

親に紹介する必要がない

「自分で見つけた結婚相手をお互いの親に紹介するのって、本当に緊張すると思うんです。この子は自分の子供にふさわしいのか?って絶対値踏みされるし。でも、親に紹介された相手なら、そういう心配もないですよね。親自身が選んだ手前、のちのちの関係も良好なものが築けるんじゃないでしょうか」(24歳/大学院生)

結婚は「家と家」の結びつき。個人的なお付き合いとは違い、よっぽどのことがない限り「親」問題は必ず付きまとってきます。家が違えばその価値観も大きく異なるもの。お互いがそれを受け入れ、すり合わせるのは、かなりの労力を費やします。相手に合わせるのではなく、「自分らしさ」「自分の個性」を大切にしたい今の若者にとって、それは最も忌むべきものなのでしょう。

しかし、親が紹介してくれるならば、価値観の近い家同士が結びつく可能性大。結婚後も良好な関係を築けることを期待する人が多いようです。

親のお墨付きがあれば安心できる

「自分を生み育ててくれた両親が、自分の性格を客観的に一番理解してくれているもの。そんな両親が選んでくれた相手なら、ときめきとかはなかったとしても、安心して結婚できるんじゃないかな~と思っちゃいます。一時の感情だけで燃え上がって結婚したら、大失敗だったなんてよくある話だし」(25歳/IT)

恋人としての相性は良くても、夫婦としてはまるでダメ。燃え上がるような大恋愛がウソのように、やがて泥沼離婚……。このような話は古今東西よく聞くものです。夫婦はお互いの人生を支え合う、チームのようなもの。一時の恋愛感情だけでなく、ある程度の策略も必要なのです。

だったら、親が客観性をもって選んでくれた相手の方が、理性的で夫婦としては堅実な関係性を築くことができ、安心できるのかもしれませんね。

恋愛結婚が当然の親や少し上の世代からしてみれば、「親に選んでもらうなんて情けない!」という非難の声が聞こえてくるかもしれません。

しかし、かつての主流はお見合い結婚。それでもこうして我々の世代までバトンは繋がれているのです。結婚をするための一つの選択肢として、「親に選んでもらう」というのも、頭に置いてもいいのかもしれません。

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