「モチベ」「微レ存」「ちな」大学生が使う略語の意味、知ってる?

5243712621_3e3ee8b4e1_b

「若者のコトバが乱れている」なんて大人たちは嘆いていますが、略語はやっぱり便利ですよね。筆者自身、ナチュラルに会話の中に入れてしまうので「何それ」と指摘されてしまうこともしばしば。

軽蔑されがちな略語だけれど、言葉が変化していく過程を感じられて面白い!と個人的には感じます。というわけで、非ゆとり世代の方々にもぜひ知ってほしい、4つの最新略語をご紹介しましょう。

モチベ

「モチベーション」のこと。この言葉って長いし言いづらいんです。言い切るまでにそれこそモチベーションが下がってしまうレベル。

一方「モチベ」は発音しやすく、語感も弾んで好ましい響きじゃないですか?こなれた感じも相まってテンションがあがる略語に仕上がっています。

微レ存

「微粒子レベルで存在する」の略語。略す前もなんだかよく分かんないですね。「可能性はとても低いけれどゼロではない」というような意味合いで使われます。

なんだか理系用語のようでカッコイイ。略語=バカという概念を覆してくれそうです!眼鏡をかけてる時に発したい略語ランキング暫定1位ではないでしょうか。

おやあり

「おや、蟻?」ではありません。主にネット上の会話で「寝るわ」「おやすみ~」「おやあり~」というような使われ方をします。

「おやすみって言ってくれてありがとう」という、いかにも日本人っぽい回りくどい意味が込められているのです。

むりくり

これは「無理やり」という意味です。省略というよりも、「無理やり」を無理やり変形させたもの。元は東北地方の方言だったという説があります。

若者が「カワイイ!」とか何とか言っていつの間にやら全国進出し、「若者言葉」となった方言はいくつかあるみたいですね。

ちな

単純すぎて逆に意外かもしれませんが、これは「ちなみに」の略なのです。もともと全然長くないですね。略す必要があるのかと、怒りを通り越して呆れてしまうその気持ち、さすがによくわかります。

この略語はインターネットの掲示板から発祥しました。日本人は昔から言葉遊びが大好きな国民です。それも会話ではなく、頭で考えてから発することができる文字でのやりとりならなおさら。深い意味はなく、脈々と受け継がれたDNAがこの言葉を略さなければという使命感にかられたのではないでしょうか。

せんちひ・耳すま・ハリポタ

こちらは作品名シリーズ。左から順に「千と千尋の神隠し」「耳をすませば」「ハリーポッター」の略です。

「何のジブリ作品が一番好き?」トークは日本人ならば誰もが一度はしたことがあるはず。そんな時、敬意を払って正式名称で答えたい気持ちはよく分かります。

しかし、「千とち……」あたりで相手は何の作品か認識しているという事実。残りの「……ひろの神隠し」はタイムロスなのです。忙しい現代人。長い作品名は省略したほうが効率がいいはず。

それにほら、「ハリポタ」はすでに一般に浸透してるでしょ。人気な作品ほどキャッチ―になっていく運命なのです。

最後に外せないのがみんな大好き「耳をすませば」。「もともとそんな長いタイトルじゃないやんけ!」とツッコむことなかれ。

これ以外、ジブリ作品のタイトルはみんな体言止めだというのがミソ。そんな作品群の中で「耳をすませば」という、このあとに文章が続くかのような粋なタイトルがぽつんと存在しています。その個性は我々にとってお洒落すぎて居心地が悪いのです。

ところが「耳すま」にすることで、固有名詞のように大変身。収まるところに収まったな、という安心感が得られます。試しに声に出してみて下さい。

ほらね、すっとなじむでしょう?

いかがでしたか?若者はやたらに言葉を略しているのではなく、理に適うように工夫しているのです。ちょっとでも使ってみたいな……と思ったら恥ずかしがらずに挑戦してみてくださいね!

よく読まれている記事