この夏は、甘くて飲みやすい「フレーバービール」がブームの予感!

d7103-32-608813-0

数年前から人気を集めている、クラフトビール。その熱も冷めやまぬうちに、この夏、新たに「フレーバービール」が大ヒットの予感。

フレーバービールとは、ビール類に果実の香りや味わいをつけた発泡酒のことで、苦味を抑えたさわやかな飲み口が特徴。昨年末から大手飲料メーカーを中心に、次々と果物を使った地ビールを販売。若者を中心にじわじわと愛飲者が増えているのだそう。

ここでは、フレーバービール大流行の背景に迫ってみました。

「とりあえずビール」はもう古い?

株式会社オリコンが、20~30代の男女600名を対象に実施した「お酒に関する意識調査」によれば、居酒屋などに行った際に、「最初に飲むことが多い飲料」としてビールをあげた人は、50.8%。

一昔前は、居酒屋に行ったら“とりあえずビール”が当たり前の風潮がありましたが、最近は、カクテルやサワーなど、自分の好きな飲み物を頼む若者が増えているようです。

さらに、最初に限らず、「ビールを飲むか」との質問では、「いつも飲む」と答えた人は31.7%にとどまっており、居酒屋に行ってもビールを飲まないで終わる人が多いことが分かりました。

「ビールを飲まない(あまり飲まない)」と答えた人に、その理由を尋ねたところ、「味が好きではない」68.7%と、「苦い」60.1%の2つ大多数を占めており、若者のビール離れの要因は「ビール独特の苦い味」にあるようです。

一方で、ビールを飲まない若者の中には、「飲んでいる人を見るとおいしそう」「乾杯が楽しそう」「暑い日・のどが乾いたときに良さそう」などの意見もあり、潜在的にはビールに魅力を感じていることもわかりました。

理想のビールは「苦くない・甘い・フルーティ」

続いて、ビールを飲まない人に「普段、何を飲んでいるのか」を聞いたところ、「酎ハイ・サワー」が最も多く、51.4%。次いで、「カクテル」48.2%、「梅酒」34.2%、「果実酒」32.0%という結果に。いずれも甘くて、飲みやすいお酒がきており、ビール好きとは対極ともいえる嗜好が伺えます。

さらに、このグループに飲んでもいいと思う「理想のビール」を尋ねたところ、「苦くない」45.3%、「甘い、フルーティ」34.5%、「軽い飲み心地」26.6%という3つが上位を占めており、甘くて飲みやすいお酒が求められていることが明らかになりました。

苦い味が若者がビールを飲まない理由になっている一方で、ビールをおいしそう、楽しそうと思っている気持ちがあるという現状と、甘くて飲みやすい飲料を求めるニーズがフレーバービールを人気の飲料に押し上げたようです。

気温が高くなるこれからの季節、飲み口が軽く、さわやかな味わいのものが多いフレーバービールは、バーベキューやキャンプなどのアウトドアで楽しむのにうってつけ。これまでカクテルやサワーばかり飲んでいたという方は、ぜひ今年の夏は、フレーバービールを試してみてはいかがでしょうか。

よく読まれている記事