人生設計もバッチリ!?「子育てインターン」にゆとり世代が注目するワケ

赤ちゃんとお母さん

主に大学生が就職活動に先駆けて就業体験を積む「インターン」。就活の時に有利になったり、大学の単位として認定されるとして、その参加率は年々急増しています。

そんな中、最近では「家庭」をインターン先に選び、家事や子育ての経験を通して「ワークライフバランス」を学べるプログラムが話題になっています。

今回は、その実態と、ゆとり世代が「子育てインターン」にチャレンジする理由をリサーチしてみました!

「子育てインターン」ってどんな感じなの?

この「子育てインターン」を行っているのはスリール株式会社。「仕事と子育てを学びたい」学生と、「子育てをサポートして欲しい家庭」をつなげることにより成り立っているようです。

実際に家庭へ派遣される前に、講師から子供との接し方や小児救急の講義を受けたり、若手社会人へあらゆる相談ができる「メンター制度」を採用するなど、手厚くしっかりしたプログラムなので安心して「子育てインターン」体験ができると大好評。

また、「社会に出るのは楽しみですか?」という質問に対し、インターン前は「そう思う」が57%だったのに対し、インターン後は87%にまで平均がアップするなど、とても意義のあるインターンであることがうかがえますね。

参加理由1「子育てを体験したい」

「近所や親戚に小さな子供がいる家庭がなくて、将来のためにも子育てを学んでみたいな、と思ったので」(22歳/大学生)

それこそ昭和の頃は子供は家族だけではなく、近所の人も参加して一緒に育てる、くらいの親密さがあったようですが、少子化が進み、個人主義が進んだ平成に育ったゆとり世代。あまり小さな子供と接したことがない、という人も多いようです。

しかしそこは堅実で用心深い現代の若者たち、あらかじめ子育てを経験しておきたいと感じることから、「子育てインターン」を利用している人もいるようです。

参加理由2「将来への不安」

「将来は結婚して子供を持ちながら働くことが目標だけど、それを両立するビジョンがなかなか見えなかったのでインターンに参加しました」(21歳/大学生)

確かに、子供が生まれてもきちんと育休を貰えなかったり、たとえ会社の体制が整っていても、経済的理由から働かざるを得ないことが社会問題となっている現代。ゆとり世代が家庭を持つ年齢になってもその状況が良くなる見込みはあまりなさそうです。

そんな将来への不安を少しでも軽くするには、やはりその実態を見て、体験し、「なんとかなりそう」という実感を持つことが一番かもしれません。

「働く」というと、どうしても企業など、外にでて、スーツを着て……というイメージにとらわれがち。しかし、子供を育てや家事をすることも立派な仕事。その両立が現代の「リアル」ともいえるでしょう。

学生のうちからその実態を覗き見て、シミュレーションすることは意味のある経験になりそうですね。今大学生の人はこの機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。